「進撃の巨人」のレビュー

あらすじ

2000年以上前、突如として現れた巨人に人類は壊滅的な打撃を受け、さらに巨人が外壁を破って侵入したことで壁の内側に孤立することになってしまう。主人公であるエレン、ミカサ、アルミンたちが暮らすシガンシナ区域では、壁の中に侵入した巨人により大勢の人々が犠牲になってしまう。そんななか、エレンは自身も巨人に襲われ死にかけるが、同じ境遇の友人たちに救われる。そして、エレンは人類を救うために巨人への復讐心を抱き、調査兵団に入隊する。

キャラクター

・エレン
復讐心から調査兵団に入隊し、巨人と戦うことを決意する主人公。口は悪いが投げっぱなしにはしないところが魅力的。

・ミカサ
エレンと同じ境遇であるが騎士団出身の実力者。エレンを守るためには手段を選ばないが、彼女なりにエレンを思いやっている。

・アルミン
エレンとミカサと幼馴染の理知的な少年。戦闘力はないが、頭脳明晰で巧みな作戦を立てる。

印象に残るシーン

・第1話の巨人の壁破壊シーン
物語の序盤にある壁の破壊シーンは、巨大な巨人に壊されてしまった壁と、人々の絶望的な表情が印象的。

・第5話のエレンの死
エレンが投げ飛ばされ、巨人に襲われてしまうところは、一瞬で世界が崩壊するかのような衝撃的なシーン。

評価

「進撃の巨人」は、原作漫画も大ヒットした期待の高いアニメ作品であるが、その期待に全くの見事に応えている。だが、暴力的な表現や心理的な重圧が強いため、子どもや若年層には見るべきではないかもしれない。ただ、それもひとつの魅力と言える。アニメとしては、グラフィックも非常に美しく、物語も展開がスリリングで飽きることがない。歴史小説風の世界観、キャラクターの魅力、ストーリーの展開など、全てがバランス良く完成している。全体的に1・2クール目から続くはずの感じなストーリーが、何故か途中で一旦区切られ2クールとして完結しちゃう感じが少しもだえる要素かな。が、それもまた魅力で、見ごたえのあるアニメであることは間違いないと言える。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です