「進撃の巨人」レビュー

ストーリー

巨人に支配された世界を舞台に、人類がその生存をかけて戦う様を描いた作品。主人公エレンや彼の仲間達が、巨人との戦いの中で自分達の持つ力や、人々とのつながりを見つけていく様が描かれる。
シーズン１～３はそのストーリー展開が迫力あるアクションの中で展開していく。シーズン４では、物語の舞台が大きく変わり物語の深層が提示される。

登場人物・キャラクター

主人公のエレンをはじめとする仲間達や、謎めいた機関のメンバーなど、それぞれが独自の個性を持っている。特に、エレンの心の内面が豊かに描かれており、その内側から感情を吐露する様は見応えがある。
また、巨人側のミステリアスな部分にも触れ、その正体や目的についての謎が回収されていく。

作画・音楽・演出

作画のクオリティが非常に高い。特にシーズン４では、キャラクターデザインが大幅に変更され、美麗なグラフィックスと音楽との相乗効果が生まれている。
音楽についても、壮大なオーケストラサウンドとロック調のBGMが、シーンを盛り上げている。また、シーズン４では新しい演出手法が取り入れられ、さらに引き込まれる演出になっている。

総評

見どころ満載の作品。アクションやストーリー展開はもちろん、登場人物の心の内面にもしっかりと向き合って描かれている。シーズン４においては、全く新しい視点からのストーリー展開になっているため、長年ファンであった方も新しい面白さを発見できる。是非一度視聴してほしい。