キノの旅

概要

『キノの旅 -the Beautiful World-』は、絵師の柳内大樹氏によるオリジナル小説を基に制作されたアニメ作品である。物語は、世界を旅する女性キノと、彼女を乗せた対話型自動人形ヘルメスが繰り広げる旅の物語。

あらすじ

全世界は、人間たちによって征服された。世界各地には王国や共和国、ニュートラル地帯等々数多くの集落が存在している。そんな世界を旅するキノは、あらゆる国を1ヶ月で訪れ、その国の歴史や文化、風習を研究する旅人である。乗用の発砲銃“カノン”を操り、自身を守りながら旅を続ける彼女の目的地は、あくまで「国」である。わずかに触れることのできる国々の中には、奇妙な風習や慣習を持つ国もあり、キノはまた1つの“国”を知ることになる。

登場人物

・キノ 2丁拳銃を携えた少女。静かに、淡々と物事を見つめる。一度見たものは決して忘れず、過去を背負いながら旅を続けている。
・ヘルメス キノが乗せる自動人形。自分から話しかけるように進めてくれるが、つい冷たくなってしまう事もある。

評価

物語の進行や設定、キャラクターたちの存在感など、非常に完成度が高いアニメ作品である。絵柄は細かく、美しく描かれている。全12話であるが、世界各地を旅する内容となっており、途中まで見たと思ったら、もう最終回ということもあった。そのため、話が終わってしまうのが寂しいという方も多いことだろう。しかし、全体的には静かに、それでいて深くじわじわと心に沁みる作品なので、ぜひ一度ご覧になってみることをおすすめする。


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