「炎炎ノ消防隊」レビュー

ストーリー

「炎炎ノ消防隊」は、特殊な能力を持つ者が火によって発生する「人体発火現象」を予防・鎮圧する消防署「東京弐帳庁特殊消防隊第八分隊」を舞台にしたアクションファンタジー作品です。

第八分隊に所属する主人公・紅蓮（ぐれん）丸と仲間たちが、人体発火現象の原因に迫りながら、様々な火災事件に立ち向かっていく様子が描かれています。また、紅蓮丸たちの過去や、彼らが抱える悩みや思いも丁寧に描かれています。

主人公の紅蓮丸をはじめ、仲間たちの個性的なキャラクターが魅力の一つです。紅蓮丸は、几帳面で熱血漢な性格で、困難に直面しても決して諦めず、人々を守るために戦い続けます。

その他のメンバーには、かわいらしい外見とは裏腹に強力な炎を操る少女・胡蝶蘭（こちょうらん）や、常にクールで計算高い作戦立案担当の男性・牛頭（ごず）など、個性的なメンバーが揃っています。

美しい色彩と滑らかなアクションシーンが特徴的な「炎炎ノ消防隊」。火災現場や戦闘シーンの描写は、迫力満点で見ごたえがあります。

また、細かい表情や動きまで丁寧に描かれたキャラクターアニメーションも、作品の魅力の一つです。

オープニングテーマには「インフェルノ」、エンディングテーマには「veil」など、ロックテイストの曲が多数使われています。これらの曲は、アニメーションとマッチしたバンドサウンドで、作品の世界観を盛り上げています。

「炎炎ノ消防隊」は、緻密に作り込まれたストーリーと個性的なキャラクター、美しく迫力あるアニメーション、そしてカッコいいロックテイストの音楽が魅力のアニメーション作品です。オススメの作品です。