「おっさんずラブ-in the sky-」のレビュー

あらすじ

航空会社で働く主人公・加門信太郎(阿部亮平)は、ある日機長・菊池風磨(吉田鋼太郎)と出会い、その美しさに魅了される。そして、風磨の猛烈なアプローチにより、彼と体を重ねることになる。だが、その後も風磨からセクハラまがいの言動を受ける加門。いつの間にか彼に惹かれている自分に気づき、複雑な心境を抱く。

感想

この作品は、BL作品だけれども航空業界を舞台にしているところが斬新で面白かった。加門と風磨の恋愛模様は、キュンキュンしてしまうほど切なく描かれている。特に、吉田鋼太郎さんが演じる風磨は、どこか儚げで美しく、いつも見とれてしまう。阿部亮平さんも、可愛らしい容姿と共に、加門の葛藤を表現していて素晴らしかった。

ただ、セクハラまがいの風磨の言動は少し過剰に感じられるところがあった。BL作品としてはありえる行動であるが、現実には許されない行為であるため、違和感を感じてしまった。また、物語中盤から終盤にかけては、多くの脇役たちの恋愛模様が描かれ、それがやや煩雑に感じられた。

まとめ

BL作品としては、キュンキュンするシチュエーションがたくさんあって、美しい映像と共に楽しめる作品である。ただし、セクハラまがいの行為や脇役たちの過剰な恋愛模様が、少し違和感を感じてしまうところがある点には注意が必要。全体的には、巨匠・長瀬広史監督の手腕が光る作品と言える。


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