「君の名は。」レビュー

あらすじ

東京と田舎の街・三葉町を舞台にした、ふたりの少年少女の物語。主人公・瀧と彼女と入れ替わる夢を見ることがある女子高生、三葉。不思議な交換の夢を探り、互いに現実世界でも出会うようになって……。

ストーリー

「君の名は。」は、高校生同士が入れ替わるという奇妙なプロット、それに加え、東京と田舎の景色の対比、そして心象風景までもの語られる美しいグラフィックや音楽が話題を集めました。今作は、大ヒットとなったあの映画のアニメ版を放送。ストーリーも基本的には原作の映画に沿って進んでおり、とにかく美しく観れる作品に仕上がっています。

キャラクター

瀧と三葉は、それぞれの家庭や友人を持ち、内面的な弱さや悲しみを抱えたリアルなキャラクターとして描かれています。また、田舎の「三葉の街」の情景や東京のビル街が見事に描写されています。

音楽

映画版でも話題を集めたRADWIMPSの主題歌「前前前世」を始め、多彩な楽曲がアニメーションを盛り上げます。映画版以上に音楽が劇場映画でも衛星劇場アニメでもばっちり響くのは、原曲と編集に拘った仕上がりの証拠かもしれません。

評価

「君の名は。」は、映画の大ヒットもあり、期待感の高かったアニメ版。それに対して、高い評価が出たことが注目されます。設定やキャラクター、音楽など、その完成度は高く、作品として十分堪能できるものとなっています。アニメ好きであれば、ぜひ一度は観てもらいたい作品です。