「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」レビュー

ストーリー

200年にも及ぶ戦争が続く世界。2つの国家「グランゲ」と「キリアス」は、それぞれ強力な兵器を持ち合うことで均衡を保っていた。しかし、主人公の少女・イスカと少年・アリスターは、偶然出会い、戦争が起きた原因と解決策を探す旅に出る。

キャラクター紹介

・イスカ:グランゲの兵器「反動戦士」として、戦場で生き残ってきた少女。心優しいが、軍人としての使命感にも燃える。

・アリスター:キリアスの兵器「召喚士」の一族の青年。戦争を正すために、自分の家族と対立する道を選ぶ。

・進軍大臣ロードフィン:グランゲの指導者。戦争を続けることで国家を守ることを信じており、強硬派。

・イリア:アリスターの母。自分の過ちを糧に、息子と和解しようとする。

評価

「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は、戦争にまつわるテーマを扱ったファンタジーアニメです。兵器を使った戦闘シーンや、イスカとアリスターの心理描写などが見どころ。また、戦争を正さなければならない理由を真面目に描き、観る人の胸に刺さるメッセージがあります。

一方で、全12話という短い放送期間のため、ストーリーやキャラクターの掘り下げは十分ではなく、登場人物の中には薄い印象を与えるものもあります。また、原作小説にはあるあるな設定や場面がアニメ化されておらず、原作愛好者からは批判的な意見もあるようです。

総合的に見ると、制作陣の力量や、主題への真摯な取り組みが感じられる作品でした。アニメとしてだけでなく、戦争とは何かということを考えさせられ、思い出深いアニメとなりました。

以上が「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」のレビューです。


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