『鋼の錬金術師』レビュー

あらすじ

兄のエドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックは、幼い頃に母親を亡くし、その復活を目的に錬金術を学んでいた。しかし、禁忌を犯して母親を復活させようとしたとき、アルフォンスが身体を失ってしまう。兄エドワードはアルフォンスの体を取り戻すために、自らも失った右腕と左足を代償に錬金術で腕や足を作り、錬金術者の称号を得る。

そして、物語はエドワードとアルフォンスが国家錬金術師として活動する姿を描く。

印象に残った点

・物語が深く、人間ドラマが描かれていること
・兄弟愛が非常に強く描かれていること
・秘密結社が渋く描かれていること
・エドワード・エルリックという主人公が、弟という家族を取り戻すために全力を尽くす姿勢がかっこいいと思う。
・親子の物語でありながら、どちらが親でどちらが子なのか揺らがせる演出が上手い。
・声優陣が豪華で、キャラクターと声が合っていて実力派揃い。

感想

このアニメを初めて見た時には、深夜アニメということもあり、雰囲気だけが怖い印象だった。しかし、ストーリーが進んでいくにつれて、どんどん引き込まれていきました。物語が深く多面的であるだけでなく、感動するシーンも多く、何度見ても涙が出ます。錬金術師という、まるで魔法使いのような存在が活躍する世界観にも惹かれました。

アニメはサブタイトルによって進化するように、ストーリーが進むたびに、話題性が高まっていきます。特に作品後半では、話題がどんどん広がり、ヒロイン、ロイ・マスタング、LIFE、SCANDAL、CHEMISTRY等等のメジャーアーティストたちが主題歌を担当し、物語のスケールが大きくなっていくのを感じました。

まとめ

アクションと感動、人間ドラマをギュッと詰め込んだ『鋼の錬金術師』は、多くの人を感動の渦に巻き込んできた作品です。シリアスな場面に対する余韻もしっかりと残しながら、ラストは感動的な終わり方をすることから、あなたもこのアニメの虜になるはずです。是非、見てみてはいかがでしょうか。