「君の膵臓をたべたい」レビュー

ストーリー

中学時代のクラスメイトである「僕」と「彼女」は、たまたま同じ病院に通い合わせていた。ある日、彼女が自分の日記帳を忘れて帰ったことから、僕はその帳を拾うことになる。帳を開いた僕は、驚くような内容に目を疑う。彼女は重い病気に冒されており、余命数日という現実を知った僕は、ふとしたきっかけから彼女と共に過ごすことになる。

感想

本作は、原作小説も大ヒットした「恋愛」と「人生」をテーマにした感動作品です。個人的には、原作小説も好きだったため、映画化されることになった際には期待をしていました。

主人公と彼女、二人の時間と空気感が描写されており、その中で芽生える純粋な恋愛模様や、彼女の病気と向き合う主人公の姿勢が本作の見どころです。

また、本作の終盤での衝撃的な展開は、涙ながらにも観客を引き込んでいきます。相手を想って、優しさや愛をしっかりと伝えていくことの大切さを教えてくれます。

見どころ

本作の見どころは、やはり主人公と彼女のやり取りや、共に過ごす時間の描写でしょう。二人の関係性についても、端的に言えば「友達以上恋人未満」なのですが、彼女と向き合う中で主人公が成長していく姿や、人生に悩む普通の高校生たちの過ごし方が非常にリアルに描かれています。

また、ラストシーンが唯一無二の結末を見せるため、全編に渡り引き締まる思いがあり、とても印象深い作品となっています。

まとめ

「君の膵臓をたべたい」は、病気と向き合うこと、命に向き合うこと、恋愛に向き合うことを描いた感動作品です。原作小説も話題になりましたが、映画版としても見応え十分で、涙を拭いながら何度でも観たくなる名作と言えるでしょう。


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