「キノの旅-the Beautiful World-」のレビュー

ストーリー

キノという旅人が世界を旅する物語。彼女は、風変わりな“モトヴン”という大砲を搭載した二輪車“エルメス”と共に、あらゆる国を訪れる。しかしその国々には、様々な問題が横たわっていたり、暴力的な支配者が君臨している場合もある。そしてキノは、それらの問題を目の当たりにしながら進んでいく。

登場人物

・キノ：主人公。弓の使い手で、世界を旅している旅人。
・エルメス：キノの相棒。自称知識人で、二輪車に搭載された大砲“モトヴン”を使うことができる。
・シズ：初めて出会ったもう一人の旅人。異端者とされるが、キノとは友人となる。
・砂漠の国の男：「旅の友」と名付けた一匹の犬と共に、キノと旅する。最後は自らの手で死を選ぶ。
・変わり者の医者：独特なルールで厳格な計画の元、終末の世界を舞台に、新種の人類を作り出すことを目指す。

評価・感想

この作品は、独特な世界観と個性的なキャラクターたちが特徴。一話完結形式で、エピソードが分かれているので、どこからでも見始めることができる。しかし、物語の中でも度々登場する「国」がテーマなので、看過できない物語の要素もある。また、視聴者自身がその国々について考え、意見を持つことを促される点も魅力的だ。世界のマニアック性が評価される作品で、ストーリーは深く重く、視聴後に何かを感じ取ることができるものとなっている。

まとめ

「キノの旅-the Beautiful World-」は、世界観とキャラクター、ストーリーともに素晴らしいアニメ作品である。個性的な登場人物たちが繰り広げるストーリーを見ながら、様々な世界に思いを馳せることができた。是非、一度視聴してみてほしい作品。