『鬼滅の刃』レビュー

あらすじ

日本の大正時代。主人公・竈門炭治郎は家族を鬼に襲われ全滅させられ、唯一生き残った妹・禰豆子も鬼になってしまった。炭治郎は禰豆子を人間に戻すため、鬼狩りの剣士・冨岡義勇に弟子入りし、鬼殺隊に加入する。そして、人間になるために人と鬼の戦いに挑む。

評価

『鬼滅の刃』は、原作者の吾峠呼世晴氏による漫画作品を、UFOtableがアニメ化した作品である。アニメ版であるが、美麗な映像美やストーリー、キャラクター造形を持ち、一躍大ヒットとなった。

特に、音楽面においては、LiSAによって歌われる『紅蓮華』や、劇伴音楽も相まって、物語を盛り上げてくれる。また、登場するキャラクターたちも、その個性性などから、多くのファンを獲得している。

感想

個人的には、炭治郎の成長や、禰豆子の人間に戻るために炭治郎が戦う姿など、感動的な場面が多く、一気に視聴してしまいたいと思う素晴らしい作品である。
特に、「第19話 焼け落ちた館」や、「第21話 黒い受難」など、胸が痛いシーンが多いが、アニメーションで描かれるため、よりドラマチックになっている。
全体的に見ると、鬼と人間の対立、家族愛、友情などが描かれ、感情移入できる作品となっている。是非多くの人に見てほしい。