「君の膵臓をたべたい」レビュー

あらすじ

主人公の中学生・我妻善逸は、ある日クラスで拾った「診断書」を通じて同級生である山内桜良の「余命があと僅か」という事実を知る。彼らはお互いに惹かれ合い、桜良には内緒で日記を共有しながら過ごしていく。そして2人は祭りに行くことを決めたが、その数日前に桜良と別れ話をすることに…。

感想

本作は青春ラブストーリーのようなものかと思って観たが、劇中で描かれる普遍的なテーマに触れる感動的な作品だった。キャラクター設定も、クールな善逸と天真爛漫な桜良が対比的でいい味を出していると思う。また、主題歌であるsumikaの「願い」も、作品の雰囲気にマッチし、見終わった後もしばらく余韻に浸ってしまった。

評価

本作は、物語の印象的な展開やエンディングテーマの素晴らしさ、キャラクターの人間味、映像美などが充実しており、このジャンルの中でも大変オススメできる作品だと感じる。ただし、純粋に恋愛漫画作品を期待するのであれば、視聴後にはちょっと寂しい感じが残るかもしれない。全体的には9/10と高評価な作品だと思う。

（以上、アニメ「君の膵臓をたべたい」のレビューとなります。）