『おおかみこどもの雨と雪』レビュー

ストーリー

雨と雪は、人間の父とオオカミの母を持つハーフの兄妹。ある日、母が死んでしまい、二人は母を分かち合って育てることになる。しかし、雨と雪は自分たちがオオカミの世界で生きていくなかで、何かを失っていることに気づいていく。

キャラクター

雨：オオカミと人間のハーフ。やんちゃで、好奇心旺盛。妹思いだが、自分勝手なことも多い。
雪：オオカミと人間のハーフ。落ち着いた性格で、冷静な判断力を持つ。姉想いだが、内向的な一面もある。
オオカミの母：雨と雪の母。子供たちを思いやるあたたかい気持ちを持ち、常に子供たちを見守っていた。

アニメーション

水彩画のようなやわらかいタッチのアニメーション。画面の中の自然が美しく描かれ、オオカミたちの動きも流れるようで、とても自然な感じがする。

音楽

＜おおかみのこども＞や＜春よ、来い＞など、子供たちが歌う歌が印象的。また、優しいピアノの音色が、ストーリーの切ないシーンで心に響く。

まとめ

心温まるストーリー、美しいアニメーション、印象的な音楽が素晴らしい作品。オオカミの子供たちの成長、家族愛が描かれているが、同時に人間と自然の関係、人間のエリア化に対するメッセージも感じることができる。

以上、『おおかみこどもの雨と雪』のレビューでした。