「君の名は。」レビュー

ストーリー

「君の名は。」は、とある田舎町と東京の高校生・瀧と三葉が、不思議な夢を見ることから始まります。次々と起こる奇妙な現象、そしてやがて明らかになる瀧と三葉の運命に翻弄されながら、2人が互いに惹かれ合っていく物語です。

キャラクター

瀧は、3年生で野球部に所属している元氣溢れる少年。一方の三葉は、少し内向的でおとなしめの女の子です。しかし、2人とも自分が知っている世界とは違う場所にいると気づくと、お互いに協力しながら謎を解き明かしていきます。人物描写には、繊細かつ深い感情表現がされており、2人の心の変化がリアルに描かれているのが魅力的です。

音楽

本作品では、RADWIMPSが主題歌及び挿入歌を担当しており、映像と音楽が絶妙なバランスで調和しています。物語の背景や心情とともに、音楽がまた別のストーリーを語りかけてくるような感覚に陥ります。

映像

アニメーション製作会社「コミックス・ウェーブ・フィルム」によって、美しい映像が描かれています。日本中の風景や都市の描写、特に夜景を中心にしたラストシーンは、感動的な美しさでした。

総評

「君の名は。」は、美しい映像と音楽、そして感動的なストーリーが詰まった最高のアニメーション映画です。かなり評価が高いにも関わらず、全く取っつかずにいた人にこそ観てほしい作品です。