『君の名は。』レビュー

あらすじ

東京と田舎の山奥に暮らす二人の少年少女、瀧と三葉が、不思議な夢を見るようになる。次第に夢の中で出会ったり、入れ替わったりする二人だが、ある日三葉が起きた夢の予言通りに瀧が見舞われる。二人はもう一度会いたくて、それぞれの時間軸で行動し、大島という男性と出会いつつ、運命に翻弄される。

感想

恋愛模様の織り成すファンタジーアニメというのはお決まりのシナリオかもしれないが、『君の名は。』はそれ以上の価値がある。1シーンごとに情景描写が美しいのはもちろん、村上春樹の『1Q84』を彷彿とさせる時間跳躍でドキドキと見せられる展開が本当に素晴らしかった。どこまでも高らかに青空が広がって、ただただ美しい作品。重いシナリオかと思いきや、全編通して笑いがあり、恋愛展開があるにもかかわらずグダグダした展開にならないのがすごいと思った。二度、三度見たくなってしまう、長く心に残るファンタジーアニメだ。

評価

5/5

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