「鬼滅の刃」レビュー

ストーリー

『鬼滅の刃』は、大正時代を舞台にしたオリジナルのダークファンタジー作品です。主人公・竈門炭治郎は、家族を鬼に襲われ全滅させられたことから、妹の禰豆子を人間に戻すために、鬼狩り一筋で生きていくことを決意します。

炭治郎の目的は人間に戻る手がかりを探すこと。そんな彼と禰豆子が目の前に現れた難題は、千年に一度覚醒する鬼『鬼舞辻無惨』。鬼舞辻無惨の目的は、鬼の王になること。禰豆子もそのための材料になってしまいます。

主人公・竈門炭治郎は、まるで兄のような落ち着いた性格が特徴。鬼狩りをしていることから、持ち前の芯の強さが光ります。妹の禰豆子は、炭治郎の妹で、可愛らしい外見とは裏腹に、強い精神力を持っています。また、他にも、炭治郎たちの後ろ盾となる『鬼殺隊』の面々は、それぞれ個性的なキャラとして描かれています。

制作元のufotableによるアニメーションは、圧倒的な美しさと細かい情景描写が特徴。動きの流れや精密な表情描写など、見ているこっちも感嘆の声が漏れます。特に、炭治郎たちが戦う場面は、息を飲む迫力で描かれています。

『鬼滅の刃』は、美しいアニメーションと、風変わりなのに惹かれるストーリー展開が話題となっています。人間と鬼の対比、鬼狩りという壮絶なバトルシーン、キャラクターそれぞれの悲しみや葛藤など、見るものに感情移入せずにはいられません。アニメファン必見の作品です。