『おおかみこどもの雨と雪』

あらすじ

大学に進学したばかりの女子大生・花には、父親が自分と母親が出会う前に出来た妹がいた。母親と出逢い、結婚する前に死んだ妹を知り、花は彼女に対し、複雑な感情を抱いていた。そんなある日、花は妹と同じ縄文時代の遺跡で、人狼・総一郎と出会う。総一郎は花の父親であり、花は人狼の血を引き継ぐ姉・雨、弟・雪を授かる。

感想

この作品は、「サマーウォーズ」や「おおかみかくし」などで有名な漫画家・細田守監督によるファンタジー作品です。縄文時代の美しい世界観や、人狼たちの生き様を見せる本作は、非常に心温まる物語でした。

花が自分の家族を知るために旅する姿勢や、雨と雪が慣れない人間社会で生きる様子は、非常にリアルで感情移入しやすく、涙が止まらない場面も多くありました。また、アニメーションのクオリティも非常に高く、特に川の流れや雨音などの細かい音響効果は圧巻でした。

個人的には、細田監督の作品を好きな方は必見のアニメーションと言えるでしょう。幼い頃から、人狼という存在があった世界観や、家族の絆を描いたストーリー展開も非常に魅力的で、感涙必至の作品でした。

評価

オススメ度：★★★★★

総合評価：★★★★☆

参考にしたサイト

・公式サイト: https://okami-kodomo.jp/

・アニメ「おおかみこどもの雨と雪」：https://www.youtube.com/watch?v=H1NHQaFiZHA