「進撃の巨人」レビュー

ストーリー

人類を襲う巨人たちから自分たちの街を守るため、壁が築かれた世界。主人公エレンは巨人に家族を食べられ、壁の中の生活から脱出して巨人に立ち向かうことを目指す。
物語はエレンたちの成長、壁の政治情勢、巨人の正体など多くの謎を解きながら、真実にたどり着くまでが描かれる。

キャラクター

主人公エレンは、思い込みが激しくハッタリもきくが、仲間想いで巨人に対する熱い想いを持っている。
その他にも、戦闘が得意なミカサ、戦略家のアルミン、そして大小様々な個性を持つ仲間たちが登場する。

アニメーション

作画は非常に美しく、巨人たちの迫力ある描写には圧倒される。
また、巨人との戦闘シーンの迫力も抜群であり、アニメーションのクオリティは非常に高いと言える。

音楽

OPやEDも含め、音楽は非常に良く、物語の世界観にマッチしている。
特にOPの「紅蓮の弓矢」は、物語の荒々しさを感じさせる迫力ある曲となっている。

評価

「進撃の巨人」は、巨人たちの描写や戦闘シーンの迫力、壁の中の生活や政治情勢など様々な要素が組み合わさっているため、一度見始めるとクセになる面白さがあると言える。
ただ、ストーリーの進行がやや遅いため、物語を進めていく中で飽きやすいという欠点もある。
しかし、その欠点も裏を返せば、深い世界観を持ちながらも視聴者が物語を一気に消化するのを防ぐ効果があるとも言える。
全体的には、非常に優秀なアニメーション作品として、おすすめできる。