『鬼滅の刃』レビュー

ストーリー

本作は大正時代を舞台に、鬼に家族を殺された少年・竈門炭治郎が、妹の禰豆子とともに鬼を退治するために鬼狩りの旅をする物語。

主人公の炭治郎は、頑張り屋で妹想いの少年。妹の禰豆子は、可愛らしい外見とは裏腹に鬼との戦いで繰り広げるアクションが見どころ。

ユーモア溢れる禰豆子の口調が面白く、観る者に癒しを与えてくれる。

また、鬼の中でも特に強力な存在である『鬼舞辻無惨』が、圧倒的な存在感を放ち見る者を惹きつける。

スタジオユーフォーテーブルによるアニメーションは、濃い色調や緻密な背景、緻密な細部描写が特徴。

特に鬼との戦いのシーンは迫力満点で、独特な世界観に引き込まれる。

音楽は、澤野弘之によるオリジナルサウンドトラックが使用されており、物語の世界観をより一層引き立てている。

また、主題歌「紅蓮華」は、映画『鬼滅の刃無限列車編』でも使用され、大ヒットとなっている。

本作は、緻密なアニメーション、素晴らしい音楽、そしてキャラクターたちの心温まる物語で、多くの観る者を魅了しているアニメーション作品である。

ストーリー：9/10
キャラクター：8/10
アニメーション：10/10
音楽：9/10