「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」レビュー

あらすじ

神と魔王がしかけた聖戦で壊滅状態と化した地球。ほとんどの人類は死亡し、現在は人類最後の街「ラストグレイヴ」に生き残った人々が暮らしている。そこで生まれた「神器」の力を巡り、人類と魔族の戦いが続いていた。そんな中、人類側の武器開発を担当する少女アリスと、魔王側の将軍ロイドが出会い、やがて互いに想いを寄せるようになる。

キャラクター

アリス・ゼイン

声優:花澤香菜
人類側の神器「オーロラシード」開発チームの一員。天真爛漫な性格で、自分と他人を見失いやすい傾向がある。

ロイド・ベリエル

声優:梶裕貴
魔王側の将軍。冷静沈着で理知的な性格だが、アリスに対してはやや煮え切らない態度を見せる。

評価

本作は、戦争の傷跡が残る世界で、人と人との繋がりが描かれた感動的なファンタジーアニメである。キャラクターの掘り下げが深く、特にアリスとロイドの成長に注目だ。ストーリー展開も緻密で、回を追うごとに物語に引き込まれていく。また、美しい映像も魅力の一つで、シリアスなシーンでも背景美術は美しく描かれている。音楽も劇中のシーンに合わせて巧みに使われており、感情をより深く引き出す演出が際立っていた。

まとめ

「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は、心温まるファンタジーアニメとしておすすめできる。キャラクターの掘り下げやバトルシーン、美しい映像と音楽が魅力である。戦争による人々の傷や失い続けるものを前に、それでも絆を大切にし、向き合っていこうとする姿勢は、現代に生きる私たちにとっても、刺激的かつ勇気づけられるものである。


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