「君の膵臓をたべたい」レビュー

ストーリー

主人公の僕は、偶然クラスメイトの文芸部の葉加瀬美智子の日記を拾ってしまう。そこには「あなたが指定された日に私は死ぬ」という衝撃的な一文が書かれていた。僕は美智子と共に、残された時間を一緒に過ごし、やがて美智子に告白される。そして、美智子が持っていた「君の膵臓をたべたい」というタイトルの本の真実が明らかになっていく。

キャラクター

主人公の僕と美智子の二人は非常に魅力的なキャラクターだ。特に美智子は、冷たく見えるが実は優しく、内向的な性格に見えるが実は自分に厳しいなど、いろいろな面を持ったキャラクターであり、見ている方にも共感できる。

演出

映像も音楽も非常に美しく、物語にとてもマッチしている。特に美智子の声を担当する潘めぐみさんの演技は素晴らしいと思う。

感想

この作品は、「君の名は。」や「秒速五センチメートル」などと並ぶ青春映画の一つだと思う。美智子の言葉、「自分を自分で肯定してあげよう」ということは、誰にでも通じる普遍的なものだ。また、最後のシーンでは、美智子の思いに寄り添った演出が素晴らしく、涙を誘われるシーンだった。全体的に、青春映画が好きな人や感動したい人にオススメしたい。

引用元：アニメイトタイムズ