「君の名は。」のレビュー

あらすじ

東京と田舎の街を舞台に、二人の少年と少女が突如として入れ替わるという不思議な現象が起こります。それぞれの身体に入り込んだ彼らは、互いの生活をリアルに体験し、次第に互いに惹かれていくことに。しかし、突然現れた多摩川の隕石により、突然繋がれていた糸がほどけてしまい、再び出会うことができない状況に陥ります。それでも二人は、自分たちの間にある秘めた想いを追いかけ、未来へと繋がる道を模索していくことになります。

評価

本作は、監督の新海誠氏による青春ラブストーリー作品で、映像にも音楽にも力が入っており、非常に完成度の高い作品であると言えます。特に背景の描写が美しく、視覚的なインパクトが非常に強い印象を受けました。また、音楽面でもRADWIMPSによる楽曲がミュージックアワードを受賞するような、素晴らしい出来栄えとなっています。

また、二人が入れ替わりながらも互いを強く想いあっていく過程が描かれており、感情移入しやすく観る人の心に残る作品だと思います。ただし、ラストは予想外の展開となっているため、引っかかりを感じる方もいるかもしれません。

まとめ

「君の名は。」は、映像・音楽面ともに高い水準を誇る青春ラブストーリー作品となっています。また、互いを想いあう二人の心理描写が細かく描かれているため、感情移入しながら観賞できます。最後は予想外の展開になりますが、それでも心に残る作品だと言えます。