「攻殻機動隊 S.A.C.」レビュー

ストーリー

2045年、サイバーテロやハッキング事件が横行する日本の首都・東京。そんな中、サイバーテロ対策部隊「公安9課」が活躍する。主人公・草薙素子をはじめとするメンバーたちは、様々な事件に立ち向かいながら自分たちの存在意義を模索する。

キャラクター

草薙素子やタチコマといった大人気キャラクターが登場。それぞれの個性がしっかり描かれており、人間性や思考力に深みがある。また、一見すると冷酷なキャラクターたちも、原作以上に描写が細かく、親しみやすさがある。

アート

フルCGで描かれたアートは、細かいディテールや表現力に優れている。特に、演出面に注目すべきだろう。カメラアングルやビジュアル表現が、今作をより一層魅力的にしている。

音楽

「GET9」や「日曜日の実験室」といったオープニング・エンディングテーマが印象的。中でも「GET9」は独特なグルーヴ感があり、映像との相性も抜群。また、BGMには原作からの音源の流用や新規制作と、バリエーションに富んだ内容となっている。

総評

原作から目を離すことのできないクオリティーで、アートや音楽とともに引き込まれる作品となっている。「攻殻機動隊」シリーズのファンはもちろん、SF好きならば見逃せない、オススメのアニメ作品だ。