「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」のレビュー

あらすじ

異世界に存在する二つの国家、「温暖なるユーリタニア」と「氷結病のばらばらなイゼルム」が戦争を繰り広げる中、少年少女たちが生まれ、成長する。彼らは、戦争を終わらせるため、両国の王女として戦場で互いに出会うことになる。

展開

本作は一見、よくある異世界ファンタジーという印象だが、現在放送中のアニメ作品の中でも、間違いなくトップクラスの作画と格闘シーンが魅力である。また、戦場という舞台に引き込まれるドラマチックなストーリー展開も見どころの一つである。主人公である「イゼルム王国の王子レーダス」と「ユーリタニア王国の王女リーンベル」とのやりとりが描かれる場面も多く、どちらも魅力的なキャラクターである。

感想

本作は、戦争という壮絶な舞台の中で二人が互いに惹かれ合い、闘い、決別する物語である。美麗な画面、緊迫した場面、そして感情移入できるキャラクターが揃っている本作は、現在放送中のアニメ作品の中でも必見の１本である。世代を超えて多くの人に楽しまれること間違いなし。