『君の膵臓をたべたい』のレビュー

あらすじ

主人公の高校生・春野サクラが、ある日学校の屋上で出会った同級生・山内緑と出会い、緑が自分の膵臓がんで余命がわずかであることを知る。緑はサクラに自分と一緒に、『共病文庫』という嘘の本を書きながら残りの時間を過ごすように誘う。

感想

本作は、原作小説が4.5万部を突破した大ヒット作品で、映画化もされた人気作である。実際に映画を見てから原作小説を読むと、映画と小説の違いに驚かされることが多いと思うが、どちらも心に響く感動的な内容となっている。

映画の方は、緑の死に向かう姿勢とサクラとの友情が描かれており、映像も美しく感動的である。また、美少女キャラクターのサクラを演じた浜辺美波の演技にも注目が集まった作品である。

小説の方は、サクラの心情描写がより細かく描かれており、映画では描かれていないエピソードも多数あるため、小説を読んでいると映画では伝わらない切なさが伝わってくる。しかし、小説は読みごたえがあるため、一気に読むのは難しいかもしれない。

全体的に、『君の膵臓をたべたい』は、友情、家族愛、人生の尊さなど、大切なことを再認識させてくれる作品である。映画、小説どちらもおすすめできる作品である。

参照：https://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=88184