「ユーリ!!! on ICE」の感想

ストーリー

 主人公のロシア人フィギュアスケーター・ユーリ・コツキーが、プロスケーターとして再び世界の頂点を目指す冒険を描いた作品。ボクサーのような脚の速さを誇る日本人選手・勝生勇利や、銀メダリストの同じくロシア人選手・ヴィクトル・ニキフォロフなど、様々なキャラクターが登場しながら、スケートの魅力に触れながら展開される。

キャラクター

 主人公ユーリ・コツキーは誰にでもあるような普通の人間のような性格だが、そのスケート技術は天才的であり、他のキャラクターたちからの尊敬を集める存在。勇利やヴィクトル、競技のライバルであるイタリア人選手・ジャン・ジャック・リロイなども、それぞれ個性が光る魅力的なキャラクターとして描かれている。

アニメーション

 スケートの動きや仕草を含め、細かな描写に力が入っており、非常に美しい動画となっている。また、スケートシーンだけでなく、キャラクターの表情や仕草、そしてサポートスタッフの動きなども丁寧に描かれている点が特徴的。

音楽

 劇中の中心となる楽曲「ユーリ on ICE」と、キャラクターたちがフリースケーティングで使用する様々な楽曲が物語の世界観をより一層引き立たせている。また、オリジナルサウンドトラックにも定評があり、非常に高い評価を受けている。

まとめ

 スポーツを題材にした作品でありながら、普遍的なテーマである「青春」を描いた作品となっている。美しいアニメーション、心地よい音楽、魅力的なキャラクターたちが織り成す物語は見る者の心を鷲掴みにすること必至である。


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