『ユーリ!!! on ICE』レビュー

ストーリー

主人公はフィギュアスケート選手の勇利くん。勇利くんは架空の国、日本から世界に挑戦するため、ロシアのコーチ・ビクトルと出会い、スケート競技に燃える姿勢を取り戻します。ストーリーは大きく3つの章に分かれ、勇利くんの成長を描いています。

キャラクター

勇利くんは優しい性格と才能を持っているスケーターで、インタビューでは大人びた言葉を使いますが、仲の良い友達と一緒にいると普通の高校生そのものです。ビクトルは完璧に近い存在で、勇利くんが憧れる人物。また、勇利くんの競技ライバルであるユーリ・プリセツキーと長年の友情を持つフィギュアスケーター、ラーンス・ニコライエフ、そして愛犬ポチカも個性的で印象に残るキャラクターです。

アニメーション

動きのリアルさには圧倒されます。スケートのジャンプやスピンはもちろん、風景も細かく描写されており、見ているこちらまでスケート場の寒さや雰囲気を感じることができます。特に、勇利くんがコップをバランスさせながらスケートをするシーンは、見応えがありました。

音楽

全編通して、華やかなサウンドトラックが流れます。各キャラクターのプログラムに合わせた選曲も見事で、プログラムごとに印象に残る曲がありました。特に勇利くんの「Yuri On Ice」は、何度聴いても胸に響く名曲で、フィギュアスケーターがテンションMAXになり、つい口ずさみたくなります。

評価

『ユーリ!!! on ICE』は、美しく繊細なアニメーションの世界を楽しむことができます。ストーリーはスポ根もので、勝利を目指し挑み続けるスケーターたちの成長物語といったところでしょう。文化の違いを越え、人々が集まる素晴らしい競技を描いています。音楽も相まって、スケートが好きな方も、そうでない方も楽しめること間違いなしです。

参照: https://yurionice.com/