『キルラキル』のレビュー

あらすじ

転校生の松山総一郎は、裏切り者である教師・嶋村綺羅を追って、下着屋のマイクロファイバーを使った学園組織・神衣城学園にやってきた。そこで彼は、上級生・紅蓮華楼によって、全身を塗りたくられた生徒会長・鬼龍院皐月と出会う。

ストーリー展開

『キルラキル』は単なる校内バトルアニメではなく、人間の欲望や承認欲求を描いた作品でもある。主人公・総一郎が追う綺羅は、かつて彼女が属していた派閥に裏切られた過去を持ち、自分に仕える武器“神衣”に自らの肌を見せながら戦うことで承認欲求を埋め合わせている。一方で、鬼龍院皐月は“神衣”の力で自分を高め、圧倒的な力を振るうことで自分自身への承認欲求を満たす。その対立関係を背景に、総一郎や皐月が神衣城学園内で成長していく姿が描かれている。

キャラクター

キャラクターのデザインは、『天元突破グレンラガン』や『荒川アンダー ザ ブリッジ』などの作品を手がけた今石洋之監督の手によるもので、非常に個性的かつド派手。特に、紅蓮華楼の部下である“三ツ星”の生徒会メンバーたちは、それぞれ異なる性格や能力を持ち、非常に魅力的なキャラクターとして描かれている。

アニメーション

アニメーションのクオリティは非常に高く、細かい動きまで非常にリアルに表現されている。また、紅蓮華楼や三ツ星たちの必殺技など、ダイナミックなアクションシーンが多く含まれており、見応えも充分。

音楽

劇中で使用されるBGMやオープニング・エンディング曲は、スタイリッシュかつ激しいイメージに合わせて、ロック調の曲が多く使用されている。特に、オープニング曲「ambiguous」は、アニメファンの間でも高い人気を誇る楽曲である。

評価

『キルラキル』は、美少女アニメやバトルアニメが好きな人だけでなく、ストーリーやキャラクターデザインにもこだわりがある人にもオススメの作品である。アクションシーンの見応えと、登場人物たちの魅力が光る作品であるため、視聴して損はない。


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