「君の名は。」レビュー

あらすじ

東京都内に暮らす少女・宮水三葉と、田舎町の寺で暮らす少年・立花瀧。二人はある日、夢の中で入れ替わってしまう。次第に二人はお互いのことを知り、互いに惹かれるようになっていく。しかし、ある日の入れ替わりを最後に、二人は再び会えなくなってしまう。それから三年後、三葉は過去の記憶をほとんど失いつつも、瀧という名前を思い出し、探し始める。

感想

本作は、監督・新海誠氏が手がけたアニメーション映画です。あらすじにもあるように、入れ替わりの題材が使われていますが、現実と夢という二つの世界を交錯させたストーリー展開が魅力的です。また、新海氏が得意とする美しい映像も見どころの一つで、空の色や夜景、星空、自然など、あらゆるものが美しく描かれています。

登場人物たちも、それぞれに魅力的で、親しみやすいキャラクターばかりです。特に、三葉と瀧の二人の掛け合いは、笑える場面もあれば、感動的な場面もたくさんあり、二人の成長を見守ることができると同時に、自分のことを重ね合わせて感じる部分もありました。

音楽も素晴らしく、映像と一体化してストーリーを盛り上げてくれます。劇中歌「前前前世」は、特に印象的で、歌詞やメロディーが頭から離れなくなります。

総体的に、本作は青春恋愛映画というイメージがありますが、その枠をはるかに超えた作品だと感じました。是非、映画館で観ることをおすすめします。

以上が「君の名は。」のレビューになります。